ドイツ交換留学記(EBS: European Business School)

こんにちは、Class of 2017のYMです!皆さんいかがお過ごしでしょうか。

アライアンスマンチェスタービジネススクール秋季交換留学制度を活用し、8/17よりドイツのヘッセン州にあるEuropean Business School(EBS)へ交換留学にきています。    

さて、EBS校舎はHattenheimという田舎にありワイン畑とライン川に囲まれています。とてものどかで、マンチェスターとは雰囲気が大分違いますが、こうしたリラックスした環境の中で勉強できるのも海外留学のメリットだと思います。

EBSの校舎
EBSの校舎

オリエンテーションの期間には、ドイツ語集中講座が開かれます。ドイツ人の先生一人対約20名のクラスで、学部生、院生混同の和気藹々とした雰囲気の中、Hueber社のMenschenという教材で基本的な文法の習得と会話の練習をします。アルファベットや数字の読み方から、基本的な挨拶、現在形の動詞変化(conjugation)、過去形、現在完了などを網羅。ドイツ語は分法の構造が英語に似ていると聞いていましたが、実際は英語に比べて動詞の人称変化が多様で、名詞も男性、女性、中性名詞と別れ、更に、これらの名詞が目的語として使用されると語尾が変化したりします。また、複合動詞なるものが存在し、現在形で使用するとその動詞が分離したりと、かなり複雑な言語であると感じています。私にとって初めての非英語圏での生活で、特に、インターネット・携帯電話の契約書や、銀行口座の明細、レストランのメニュー、テレビのニュースなど全てドイツ語なので、基本的な言葉に加え、ある程度専門的な言葉も知っておかないととても不便です。その場しのぎの対策ですが、常に電子辞書をかばんに入れ、基本的な会話集のアプリを携帯にダウンロードし随時取り出せるようにしています。

ドイツ語講座のクラスメートと。学部生も院生も混同なので、MBSに比べてダイバーシティはより豊かです。
ドイツ語講座のクラスメートと。学部生も院生も混同なので、MBSに比べてダイバーシティはより豊かです。

それから、MBAマーケティング授業(前半)が9/13に開始しました。MBAフルタイムの学生らと初対面で少しどきどきしましたが、生徒数は20名と少数で、構成としては、中国、インドが合わせて過半数、残りはドイツ、アメリカ、イラン、イタリア、ウクライナ、メキシコ、アゼルバイジャンといった感じです。私のような短期交換留学生は私の他にメキシコからの2名。やはりフルタイムと交換留学生間では温度差がありますが、ホームパーティーやグループワーク等を通じ仲良くやっています。授業の内容ですが、マーケティング理論を座学で一通り学んだ後、ソフトウェアを使ったシミュレーションプロジェクトを行いました。夏のマンチェスターの短期講座で行ったもの(詳細はこちら)と似ていますが、ソフト自体は別で、今回は業務用プリンターの会社がテーマでした。ドイツ人、アゼルバイジャン人、メキシコ人とのチームで、目標は会社の株価を最大まで上げること。生産性、商品機能、売上・利益等あらゆる指標から株価が判断されました。私は、工場担当として不要な商品在庫及び仕掛品をなるべく残さないようPSIを管理し、CEO、ファイナンス担当に生産面からの助言を行いました。マンチェスターでの反省も活かせ、高付加価値なプリンターを作り値段を高く維持するという戦略が奏功し、結果的には、4チームの中でトップの株価を実現できました!

この課題以外には、 Zip Carというアメリカのシェアカーサービス事業を4人のチームでサービス論の観点から分析し、ケース発表をしました。

MBAクラスメートとホームパーティー
MBAクラスメートとホームパーティー

最後に、当校では、毎年学生が主催するシンポジウムが開催されます。具体的には各産業から企業幹部、学者、スタートアップCEOなどを招聘し、講演会を実施します。これに合わせ、キャリアフォーラムやワークショップ等も行われ、就職活動中の学生などは積極的に企業人事担当と情報交換をしていました。Brexitの影響でドイツに就職を希望する人が増えているようですが、まさにこのようなフォーラムは同国における人脈作りに適していると思います。

門前にて
門前にて

シンポジウムの主要テーマはDisruptive Economyで、多くのスピーカーが既存のビジネスモデルから脱却すること、多様なスキルセットを持つことの重要性を説いていました。パネルディスカッションでは、元アメリカ商務省長と、現職のEU議会副議長が対談を行い、Brexit、EU動向、アメリカ大統領選などに触れ、洞察に富む内容でした。また、企業個別のブースも興味深く、例えばシスコシステムズの講演会では、「Co –creation」という手法で、同社がスタータップ企業と共同して利益を得るという仕組みについて知りました。

パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子

最後は、ちょぴり娯楽に関して。

 

ドイツはご存知の通りビールとサッカーが有名ですね。

マインツが隣町です。 マインツ対ホッフェンハイムを観戦。武藤は残念ながら出場せずでしたが、ステージの雰囲気は格別でした。ここで飲むビールもまた格別。

オクトーバーフェスin ミュンヘンです。世界最大規模の祭だそうで、ブラスバンド音楽や踊りで大いに盛り上がっていました。

趣味のテニスも続けています。