ビジネスシミュレーションプロジェクト(Summer Term)を振り返る

こんにちは、Class of 2017のYMです。春季タームが6/17(金)をもって終了し、27日から夏季タームが開始しました。MBA学位取得に必要な360単位のうち、夏季には30単位を取得する必要があるのですが、多くの学生はこの時期にインターンシップにて単位を稼ぎます(インターンのレポートを書くことで単位認定される)。他には、自由研究のようなパーソナルプロジェクト、選択科目、そしてビジネスシミュレーションプロジェクトがあり、私はシミュレーションプロジェクトを受講しました。

当プロジェクトでは、学生3〜4名でチームを組み、(クラス人数は11名)”Executive”というシミュレーションソフトを使って5日間にわたり欧州自動車会社のビジネス計画を立案します。

計4回のシミュレーションの中で、企業の株価を可能な限り上げることが目的で、これによりチーム間の順位が決まります。内容としては、メーカーの一責任者として、投資家から資金を受け、工場を設立し、自動車の生産・販売、広告や人事戦略などを総合的にバーチャルで行います。

私のチームはコンサル、金融、販売マーケティングの経歴を持った、ケニア、メキシコ、韓国からの学生で構成されました。チーム目標としてトヨタのような大衆車メーカーより、テスラのようなIT会社(TECHNO CARと命名)を目指すこととしました。

実際にシミュレーションが始まると、経済動向や部品の供給など色々な情報が飛び交い始め、モデルのスペックもエンジンの種類やドアの数、車載システムなど様々なものから選択する必要があり、更に意思決定をするまでの制限時間が短いので、かなりシビアなものでした。チームの目標として、オール電気の高級エコカーを主力に臨みましたが、途中、何名かがヘッドハンティングを受けそうになったり、サプライヤーの部品が供給減となり3社間でアロケーションが発生したりと、実際のビジネス現場で起きていることをそのまま体験しているようでした。

株価を上げるには、売上や利益率に加え、財政面を考慮する必要があり、マーケティングとコーポレートファイナンスの両面をバランスよく検討することが肝要となります。私はメーカーで働いてきた経験を基に、PSIとブランド戦略提案などを行いました。

結果としては、ニッチ市場を狙ったことから、幅広いラインアップを準備し大量生産を実施した別チームに売上高では負けたものの、利益率と株価の伸び率は初めの段階からダントツで高く勢いがありました。しかしながら、3ラウンド目以降の広告戦略の失策と新規モデル投入遅れを原因に売上が低迷してしまい、結果的に株価は伸び悩みました。ただ、チームとしてマス市場狙いに傾くことなく企業方針を最後まで堅持し、利益率を終始高く維持できたことは良かったと思います。

最後は2,000文字のreflective report(感想文)を提出して終了となりますが、reportのアプローチについても教師から指導をもらうことができ、「学習は、省察することで初めて身につくもの」とレポートを書くことの重要性についても改めて気づかされるコースでした。